近代日本の身装文化(身装画像)
説明 アメリカから帰朝したばかりの英語教師が、畳の上に「洋服で不様(ブザマ)に坐って」いる。一緒に彼の地に行ったこの家の令嬢の臨終の様子を報告するという、つらい役割を負っている。この時代の挿絵画家たちは、欧米のファッションをほぼリアルタイムで目にする手段を持っていたらしく、洋服を描いてそれほど時代錯誤ということはない。1901(明治34)年当時は肩口の盛り上がり――gigot sleeve(ジゴ袖)はトップファッションではなかったが、街ではごくふつうに用いられていた。しかし如何せん、日本座敷でのこの時代の女性の洋装は、よほど小柄の女性ででもないかぎり、御神輿が座敷に入ってきたようになる。(大丸 弘)
ID No. A01-083
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1901(明治34)年12月12日号 4面
画家・撮影者 右田年英(梧斎年英)(1863-1925)
小説のタイトル 俤(おもかげ)(43)
作者 武田仰天子(1854-1926)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D4kyo:[教員]
D6se:[洋装;西洋化;西洋観;ハイカラ;西洋かぶれ;開化ぶり;西洋憧憬]
Vhao:[羽織]
時代区分・年代 20世紀初め;1901(明治34)年
国名 日本
キーワード 女性洋装;ジゴ袖;紋付き羽織;座布団;火鉢;火箸
男女別 男性;女性
体の部分 全身;坐臥