近代日本の身装文化(身装画像)
説明 旧公卿の子爵、逗子の別荘に家族ともども滞在中、秋らしい涼風に誘われて海岸までの運動を試みようと、「浴衣一枚の軽い服装(ミナリ)で」裏門を出たところ、「小間使の俊という英吉利巻が、喘ぎあえぎ子爵のあとを追っかけて来て」、電報を手渡した。イギリス巻は上げ巻の一種で、この時期にはよく結われていた。1890年代の束髪の不人気のあと、そろそろ風向きが変わりはじめたころだ。子爵は白無地の浴衣に描かれているが、おそらくこまかな白絣のつもりででもあろう。絣や小紋柄を絵画資料から読みとることは、屏風や襖絵のような大きいものであっても、まず無理と考えるべきだ。(大丸 弘)
ID No. A01-069
出典資料 東京朝日新聞
発行年月日 1901(明治34)年8月29日号 4面
画家・撮影者
タイトル
小説のタイトル 水彩色(みずさいしき)(15)
作者 加藤眠柳(生年不詳-1920)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2so:[束髪(前期縦型の)]
Vyu:[ゆかた]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
時代区分・年代 20世紀初め;1901(明治34)年
特定通称名
国名 日本
特定地域 神奈川;逗子
キーワード 白無地の浴衣;イギリス巻;お太鼓結び
男女別 男性;女性
体の部分 上半身
関連情報
著作権情報
備考