近代日本の身装文化(身装画像)
説明 縁談ばなしをしている伯母とその姪。姪は初婚に破れたあと、再婚の気がなくはないので、あまり熱心そうでもないが伯母の話には耳を傾けている。五十代と思われる伯母は小さな丸髷、二十代後半の姪は縦型の束髪。伯母の、たぶん黒繻子の帯は丸みのあるふつうのお太鼓。一方、若い姪は、伯母に比べるとかなり高い位置に帯を締めている。若い女性の帯の位置は、このころから少しずつ上がりはじめていた。夏のことでもあるので、ふたりとも敷物もなく、青畳にじかに座る感触が快いにちがいない。現代の日本人であれば二十分もがまんできないだろう。(大丸 弘)
ID No. A01-008
出典資料 大阪毎日新聞
発行年月日 1901(明治34)年2月11日号 8面
画家・撮影者 阪田耕雪(坂田耕雪)(1871-1935)
小説のタイトル 新学士(42)
作者 小杉天外(1865-1952)
資料タイプ 挿絵
身装画像コード D2ma:[丸髷]
D2so:[束髪(前期縦型の)]
D006:[初老の女性(40~50歳代)]
D005:[20~30歳代の女性;年増]
D3ob:[帯の締め方;帯の位置]
Wou:[扇子;団扇;扇風機]
Wta:[タオル;手拭い;手拭い被り]
G043:[縁先;縁端]
時代区分・年代 20世紀初め;1901(明治34)年
国名 日本
キーワード 縁側;お太鼓結び;うちわ
男女別 女性
体の部分 全身;坐臥