近代日本の身装文化(参考ノート)
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1. 身体
110 病人と薬
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解説
1. 身体
110 病人と薬
明治と世の中が変わって、東京には銀行や裁判所とおなじような煉瓦造りの病院が建てられた。しかし庶民の多くはそういった威圧的な外観の病院はおろか、町の開業医の門を叩くことも稀だったろう。以前とおなじように、たいていの体調の悪さは、“我慢”でやりすごした。俺は医者にかかったことなど一度もねえ、と自慢する年寄りもけっこういたらしい。そういう老人には疝気(せんき)もちがよくいた。疝気というのがどんな疾患であるのかはっきりしないが、下腹部から睾丸にかけて痺れるような痛みのあるものらしい。『半七捕物帳』の「半鐘の怪」…
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