文献番号 | 01_SC003339 |
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著者名 | 芳倉虹子 ; 望月優菜 ; 榎本雅穂 ; 白井一彰 ; 解野誠司/ヨシクラ ニコ ; モチヅキ ユウナ ; エノモト マサオ ; シライ カズアキ ; トキノ セイジ |
書名・論文名 | ガラス転移温度の異なるポリウレタン樹脂の染色挙動と染色堅ろう性 |
掲載誌名 | 繊維製品消費科学 64(12) |
出版者 | |
発行年月日 | 2023 (12) |
ページ | |
掲載ページ | pp.750-757 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | |
キーワード | ポリウレタン樹脂;ガラス転移温度;染料移行防止 |
抄録 | 本研究では、分散染料で染色可能な合成皮革の開発を目的に、ガラス転移温度(Tg)の異なるポリウレタン(PU)樹脂を用いたフィルムを作製し、フィルムの染色挙動と染色堅ろう性について検討を行った。また、あらかじめ分散染料で染色した銀面付き可染人工皮革にこれらのPU樹脂をオーバーコートした際の染料移行防止性能とTgの関係を考察した。さらに、これらのPU樹脂を銀面層樹脂として用いた合成皮革を作製し、その実用性評価として分散染料染色後に還元洗浄を行い、染色性と染色堅ろう性を評価した。その結果、染色温度別のPU樹脂フィルムへの染着速度はTgに応じて変化し、低温染色においては低いTgを有するPU 樹脂の方が染着速度は速く、染着量も多かったが、染色温度100℃では、いずれも迅速に染着が進み、平衡染着量はTgの上昇に応じて高くなることが確認できた。また、PU樹脂による染料移行防止性能の検討では、Tgの上昇に応じた染料分子の移行抑制が確認でき、合成皮革の銀面層として用いた検討においては、還元洗浄が可能であったTgの高いPU樹脂について、染色性、染色堅ろう性ともに良好な結果が得られた。 |
身装概念 | EQ171:[染料化学;染色工程] AQ013.8:[人工皮革;合成皮革] EY119:[分散染料] |
服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
言語 | |
リンク | https://doi.org/10.11419/senshoshi.64.12_750 |