| 文献番号 | 01_SC000592 |
|---|---|
| 著者名 | 正部家恵里子 ; 後藤景子/ショウブケ エリコ ; ゴトウ ケイコ |
| 書名・論文名 | 大気圧プラズマジェット処理によるポリエステル布のぬれ性および防汚性の制御 |
| 掲載誌名 | 繊維製品消費科学 59(5) |
| 発行年月日 | 2018 (5) |
| 掲載ページ | pp.359-368 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| キーワード | 大気圧プラズマジェット;ぬれ性;吸水性;防汚性;プラズマ酸化処理 |
| 抄録 | 気相中での処理が可能な2種の大気圧プラズマジェットを用いて、ポリエステル布のぬれ性および防汚性の制御を試みた。ポリエステル布はヘキサメチルジシロキサンを前駆体としたプラズマコーティング処理ののち、窒素ガスを用いたプラズマ酸化処理を行った。処理前後のぬれ性の指標として、布ではsessile drop法、単繊維ではWilhelmy法を用いて水の接触角を測定した。その結果、ポリエステル表面はプラズマコーティング処理後撥水化されるが、さらにプラズマ酸化を繰り返すと親水化が起こることがわかった。このような布のぬれ性の変化が吸水性に大きな影響を与えた。モデル固体粒子汚れを用いて、空気中での汚れのつきにくさ(soil guard性)および水洗濯による汚れのとれやすさ(soil release性)を評価した。カーボンブラック粒子ではいずれの性能もプラズマ処理後に向上し、ぬれ性変化のみならず繊維表面の粒状突起の形成が関与していることが示唆さ れた。実用的観点から、洗濯や摩擦に対するプラズマ処理の耐久性を調べた。 |
| 身装概念 | EQ18:[布面加工;繊維加工;仕上加工] AQ082.02:[ポリエステル] EQ191.5:[吸湿性;放湿性;吸放湿性] EP31:[洗濯;クリーニング;汚れ取り] EP321:[摩擦;こすれ;布地疲労;破れ;焼け焦げ] |
| 服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |