文献番号 | 01_LI010953 |
---|---|
著者名 | 梶原洋/カジワラ ヒロシ |
書名・論文名 | 静岡市立芹沢銈介美術館所蔵の魚皮衣について |
掲載誌名 | 東北福祉大芹沢銈介美術工芸館年報 5 |
出版者 | |
発行年月日 | 2014 (6) |
ページ | |
掲載ページ | pp.55-70 |
シリーズ名 | |
OWC | RR;RX;E;A;AB |
地域・民族名 | シベリア;南東シベリア;サハリン島;ヨーロッパ;アジア;日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | |
時代通称名 | |
キーワード | 静岡市立芹沢銈介美術館 ; 魚皮衣 ; ハレの衣装 ; 吉祥文 ; 朱彩点状文 |
抄録 | 魚皮は、かつてユーラシア大陸全域の諸民族にとって生活に欠かせない材料であった。静岡市立芹沢銈介美術館所蔵の本魚皮衣はこれまですでに芹沢長介先生により紹介されているが、本論考では、主にアメリカ自然史博物館のラウファー資料との比較を元に、新たに背面文様の分類し解釈加えた。その結果、全体の文様構造は男女を表す吉祥文を図案化した晴着であること、はじめは魚皮の穴を塞ぐための単純な文様展開であったものが次第に複雑化したことなどを明らかにした。さらにこれまで注目されてこなかった左右対称に配置される「朱彩点状文」の存在を見出し、渦巻文だけに限られない文様構造も明らかにすることができた。本資料は、世界的な水準から見ても最も優れた魚皮衣の一つであることが確認できた。 |
身装概念 | BP343:[標本資料;実物資料;遺品;考古学資料] AQ016:[魚皮;水産皮;鮫皮] EQ12:[文様;模様;柄] BP342.0:[ファッションフォトグラフィー;写真] |
服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
言語 | |
リンク | 国立情報学研究所 CiNii |