文献番号 | 01_LI010928 |
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著者名 | 表真美/オモテ マミ |
書名・論文名 | 英国・北アイルランドにおける家庭科教育の現状 |
掲載誌名 | 日本家政学会誌 645 |
出版者 | |
発行年月日 | 2019 (1) |
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掲載ページ | pp.33-41 |
シリーズ名 | |
OWC | ES;ER |
地域・民族名 | 連合王国;イギリス;アイルランド |
特定地域名 | |
時代区分 | 21世紀前半 ; 2017年 |
時代通称名 | |
キーワード | 中等教育学校 ; グラマースクール ; セカンダリースクール |
抄録 | 英国,北アイルランド中等教育学校における家庭科教育について明らかにするために,北アイルランドの統一カリキュラムを調査,また,2017年1月に中等教育学校を訪問し,授業見学,および家庭科教師への聞き取り調査を行った結果,以下の知見を得た。1)北アイルランドにおける家庭科は,イングランドおよびウェールズにおけるデザインとテクノロジーとは異なる形で,8~10年生を対象とした前期中等教育において,学習分野「生活と仕事」の1教科として,男女生徒に必修で教えられていた。2)「生活と仕事」には,「個人の発達」「地域・国際的市民教育」「職能」「家庭科」の4教科が含まれ,家庭科は「健康的な食事」「家庭と家族の生活」「自立した生活」の3主要概念から構成されていた。3)家庭科は後期中等教育の修了資格取得,および職業教育のための選択教科としても位置付けられていた。4)授業時間数など授業計画の作成は,学校の裁量に任されていた。訪問したベルファストとその近郊に位置する3校の中等教育学校では,各校の実績に応じた異なるタイプの家庭科の授業が行われていた。北アイルランドの家庭科は,アイルランド共和国に近い形で実施されていた。両国の教育的背景が同一であることによるものと考えられる。また,統一カリキュラムが提示されているものの,授業構築に関しては学校の裁量が大きく,対象児童に応じた特徴ある授業が工夫されていた。 |
身装概念 | BP23:[学校;学校教育] BP220:[家庭科教育;家事教育;家事実習] BP241:[カリキュラム] BP246:[学習効果;学習指導成果] |
服装専門分類 | BP2:[教育;総記] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |