文献番号 | 01_LI009728 |
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著者名 | 深田雅子/フカダ マサコ |
書名・論文名 | アイヌの衣服に見る藍染め : その役割と象徴性 |
掲載誌名 | 文化学園大紀要 服装学・造形学研究 46 |
出版者 | |
発行年月日 | 2015 (1) |
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掲載ページ | pp.75-80 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | 北海道 |
時代区分 | |
時代通称名 | |
キーワード | アイヌ ; 藍染め ; アツシ ; 生活文化 |
抄録 | 現存するアイヌの衣服の多くには、アツシなどの植物衣や木綿衣の襟ぐり、袖口、裾周りに藍染めの木綿布が使われている。それらは内地で染めたもので、貴重だったと言われている。本研究では、アイヌの衣服に使用された藍染めの木綿布に着目し、なぜ藍染めが多用されたのか、その染色方法と役割、象徴性について明らかにすることを目的とする。研究方法は文献調査と、北海道白老町、登別市、沙流郡二風谷において聞き取り調査を行った。これらの調査から、江戸時代、アイヌは和人との交易や労働の報酬として藍染めの木綿布を手に入るようになり、樹皮衣アツシの補強や、着物に刺繍を施すための土台として切伏せ(アップリケ)のように使用し、その刺繍には魔除けや家族の健康を願う様々な思いが込められていることがわかった。また、藍色そのものも除魔力を持つと考えられており、裾や袖口などの縁に細く切った藍染めの木綿布を縫い付け、悪い神が入らないようにした。布を染めた藍については、内地で染められたという考えのほかに、エゾタイセイ(蝦夷大青)で染めた可能性と、藍以外の草木で彼ら自身が染めた可能性があることがわかった。 |
身装概念 | AU104:[民族別;服装の民族比較] EY111.05:[藍] EQ176.0:[草木染] AQ05:[植物繊維] AQ051:[樹皮布] EQ153:[刺繍] |
服装専門分類 | AQ0:[総記;布地] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |