| 文献番号 | 01_LI006766 |
|---|---|
| 著者名 | 遠藤聡子/エンドウ サトコ |
| 書名・論文名 | 西アフリカにおけるプリント布「パーニュ」を用いた衣服の普及 : ブルキナファソ都市部の事例から |
| 掲載誌名 | アフリカ研究 79 |
| 発行年月日 | 2011 (12) |
| 掲載ページ | pp.27-44 |
| OWC | FA |
| 地域・民族名 | 西アフリカ;ベナン;ギニア;象牙海岸;コートジボアール;トーゴ;オートボルタ;ブルキナファソ |
| 特定地域名 | ブルキナファソ ; ボボジュラソ |
| 時代区分 | 21世紀前半 ; 2005年 |
| キーワード | パーニュ ; pagne ; プリント布 ; 絵柄 ; 仕立て屋 ; プラケ ; エバゼ ; グランメール ; デミニ ; 基本モデル ; 細部の多様さ ; 社会的背景 |
| 抄録 | 服装文化の世界的傾向をみると,洋服が広く行き渡る一方,各地の民族衣装が廃れているという構図がある。しかし,西アフリカを中心とした地域の女性の間では,いずれとも異なる衣装が普及する。19世紀ヨーロッパで最初に製造され,その後西アフリカにもたらされたプリント布「パーニュ」を用い,衣服に仕立てたものである。アフリカの「伝統」衣装ではない,しかし地域に特有の衣服が,女性たちの間で日常着,晴れ着として用いられている。本研究は,ブルキナファソ第二の都市ボボジュラソの事例から,現地でのパーニュを用いた衣服の着用を明らかにし,独特の衣服が普及する背景を考察した。調査地で観察されたパーニュを用いた衣服は形がきわめて多様であり,さらに流行が継続的に移り変わることが明らかになった。このように形が絶え間なく変化する特質が,世界的に普及する洋服と共通しており,パーニュを用いた衣服が地域で支持される背景として考えられた。 |
| 身装概念 | AU104:[民族別;服装の民族比較] DP30:[着こなし;着方;着装技法;着付け;衣紋] ES202:[婦人服テーラリング;女性服テーラリング] DP363:[社会的環境] |
| 服装専門分類 | AS0:[総記;ウィメンズウェア] |
| リンク | https://doi.org/10.11619/africa.2011.79_27 |