| 文献番号 | 01_LI005731 |
|---|---|
| 著者名 | 松本昭彦/マツモト アキヒコ |
| 書名・論文名 | 似顔絵とキミ子方式 |
| 掲載誌名 | 愛知教育大教育実践総合センター紀要 12 |
| 発行年月日 | 2009 (2) |
| 掲載ページ | pp.199-206 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| キーワード | キミ子方式 ; 似顔絵 |
| 抄録 | 絵に求められているものは「個性」とか「新しい表現」なのであろうか。絵を見たり描いたりする際に必要なのは「絵心」や「感性」であろうか。モノを見ることを《入力》,モノを描くことを《出力》に例えると,世間では出力ばかりが強調され過ぎて,表現上の目新しさだけに注目が集まっているように思われる。豊田市立挙母小学校や岡崎市立常磐南小学校等でキミ子方式による似顔絵の指導をして「モノを見る」技術が「モノを描く」技術に先立って重要であるとの感を深めた。授業後の子どもたちの感想を読むと,自ら進んで絵を描こうとする意欲や,暖かい人間関係を尊ぶ心情が見て取れる。似顔絵は地味で卑近な題材ではあるが,昨今の子どもたちの漫画的な様式傾向を打破するのに必要と思われる《見る技術》や《描く技術》を学ぶためには格好の題材であると言えよう。 |
| 身装概念 | DP209.1:[頭部;顔] BP23:[学校;学校教育] |
| 服装専門分類 | BP2:[教育;総記] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |