文献番号 | 01_LI005064 |
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著者名 | 鈴木英悟 ; 樫村修生 ; 高橋弘彦 ; 南和広 ; 中井誠一/スズキ エイゴ ; カシムラ オサム ; タカハシ ヒロヒコ ; ミナミ カズヒロ ; ナカイ セイイチ |
書名・論文名 | 衣服内空気循環が夏季暑熱環境下農作業時の体温調節反応に及ぼす影響 |
掲載誌名 | 日本生気象学会雑誌 49(2) |
出版者 | |
発行年月日 | 2012 (8) |
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掲載ページ | pp.83-92 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | |
キーワード | 熱中症 ; 暑熱環境 ; 農作業着 ; 体温調節反応 ; 口渇感 ; 水分補給 ; 鼓膜温 |
抄録 | 研究の目的は,夏季暑熱環境下における農作業において,衣服内空気循環が体温調節反応に及ぼす影響について検討することである。被験者は,健康な年齢19歳から20歳の男子大学生の10名を用い,60分間の農作業を行った。被験者はエコファン群と作業着群の2群に分け,各群5名ずつとした。測定項目は,環境温度,体重,心拍数,エネルギー消費量,総発汗量,水分補給量,鼓膜温,口渇感,衣服内温度であった。暑熱環境下農作業時における衣服内温度の上昇量は,作業着群に比較してエコファン群で有意に低値を示した(p<0.05)。農作業時における平均心拍数は,作業着群に比較してエコファン群で有意に低値を示した(p<0.05)。農作業時における鼓膜温の上昇量は,作業着群に比較してエコファン群で有意に低値を示した(p<0.05)。農作業時における総発汗量は,作業着群に比較してエコファン群で有意に低値を示した(p<0.05)。農作業時における水分補給量は,作業着群とエコファン群の間には有意差はみられなかった。農作業時における口渇感は,作業終了直後で作業着群に比較しエコファン群で有意に低値を示した(p<0.05)。これらの結果から,エコファンの着用は,暑熱環境下における農作業時および安全面の問題から軽装化などの処置が実施できない環境においても,熱中症予防対策に有効であることが認められた。 |
身装概念 | AU214.1:[農作業] AU201.1:[夏] AU123.3:[大学生;旧制高専生] DP215.2:[衣服内気候] DP215:[体温;皮膚温] |
服装専門分類 | DU7:[身体・生理・環境・性;着用者,着用目的,TPO] |
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国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |