| 文献番号 | 01_LI004240 |
|---|---|
| 著者名 | 都甲由紀子 ; 駒城素子/トゴウ ユキコ ; コマキ モトコ |
| 書名・論文名 | ブータンにおける天然染色 : ラック,アカネによる染色 |
| 掲載誌名 | 大分大教育福祉科学部研究紀要 33(1) |
| 発行年月日 | 2011 (4) |
| 掲載ページ | pp.43-50 |
| OWC | AK |
| 地域・民族名 | ヒマラヤの諸国;ブータン;ネパール;シッキム |
| 特定地域名 | ブータン |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| キーワード | ラック ; 茜 |
| 抄録 | ブータン王国において天然染色の調査を行った。ラック、アカネにおる染色の方法と、これらの天然染料から抽出された色素の羊毛・絹・綿に対する染色性を調べた。染色方法は、それぞれの材料から水で色素を抽出した浴に、あらかじめクロミノニシゴリにより処理(下染め)をしておいた被染物を入れ、85℃で10分染色してそのまま放置して冷まし、すすいで絞った後、乾燥させるという手順であった。どちらの染料とも羊毛と絹については前処理や媒染せずによく染まったが、晒し綿はほとんど染まらなかった。またカチオン化剤(3-Chloro-2-hydroxypropyltrimethylammonium Chloride)により濃染処理をした綿と、タンニン酸・酢酸アルミニウム前処理をした綿は下染めにより染まったが、それぞれ色味が異なっていた。 |
| 身装概念 | EY111:[天然染料] EQ17:[染色;染め;染物;染色性] |
| 服装専門分類 | EY1:[表面特性;設備,装置,機器,用具,薬品] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |