文献番号 | 01_LI003452 |
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著者名 | 山田雅子/ヤマダ マサコ |
書名・論文名 | 肌色に基づく顔の性別認知と性差観 : 日本人若年女性の傾向 |
掲載誌名 | 日本色彩学会誌 35(2) |
出版者 | |
発行年月日 | 2011 (6) |
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掲載ページ | pp.101-112 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | |
キーワード | ジェンダー |
抄録 | 肌の色にはジェンダーと深い繋がりがある。男性は色黒、女性は色白、という意識も強い。こうした結びつきが顔の性別認知場面において作用を及ぼすとの報告があるが、誰もが肌色に影響されて性別やその印象を判断するわけではなく、個人差があることも同時に明らかとなってきた。この個人差をもたらすものとしてジェンダーに対する価値観(性差観)の違いを想定し、若年女性を対象者として性別判断実験と一対比較実験、及び性差観と肌色観に関するアンケートを行った結果、ジェンダーに対して伝統的な姿勢を持つ場合には肌色に作用されるところがより強く、肌の色が白い場合には女性、色黒の場合には男性のイメージを想像していることが推察された。また、女性と色白肌との繋がりは性差観による大きな違いはなく固定的で、一方の男性と色黒肌との結びつきにこそ性差観の違いが表れることが分かった。伝統的な性差観を持つ場合には、男性と色黒肌とをより強く結び付ける傾向にあるといえる。 |
身装概念 | DP207:[肌;肌色;皮膚] DP209.1:[頭部;顔] DP261:[性差;性のイメージ;ユニセックス;モノセックス;セクシー] |
服装専門分類 | DP2:[身体・生理・環境・性;総記] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |