| 文献番号 | 01_LI003278 |
|---|---|
| 著者名 | 富田知子/トミタ トモコ |
| 書名・論文名 | アール・ヌーヴォー期の人体とヘアスタイルにおけるバランス表現の特性 |
| 掲載誌名 | (山野美容芸術短大)山野研究紀要 4 |
| 発行年月日 | 1996 (3) |
| 掲載ページ | pp.1-11 |
| OWC | E |
| 地域・民族名 | ヨーロッパ |
| 時代区分 | 19世紀後半 ; 20世紀前半 |
| 時代通称名 | アール・ヌーヴォー期 |
| キーワード | 曲線 ; Sシェープ ; マルセル・ウェーブ ; ポンパドゥール・スタイル |
| 抄録 | 長い歴史の中,ヘア・スタイルは服飾と深く関係しながら,それ自体強い主張を持ち激しく変化しつづけ,人間に最も密着したかたちで,その時代を反映してきた。そのヘア・スタイルと服飾の作り出すハーモニーとシルエットは,造形的に同時代の人間の感情や心理に訴えるため,何らかの必要条件をもつことになる。それは,ラインのもつ表情やマッスのもつ量感であったりする。19世紀末から20世紀初頭のヨーロッパにおいて花開いたアール・ヌーヴォー様式は,純粋芸術から応用芸術まで広い分野においてその特徴を見ることができる。ヘア・スタイルや服飾においてもそれらの影響を顕現している。本論では,その影響を与えたであろうと思われる芸術作品などのもつ特徴をヘア・スタイルやファッションのそれと比較し,その共通性について考察を試みた。このことによって,作品のイメージ形成と表現の過程に一つの視点と方法を見つけ出したい。 |
| 身装概念 | DX000:[髪;髪型;ヘアスタイル;頭髪] DX000.9:[パーマネントウエーブ;コールドパーマ] DP006:[バランス;釣合い;安定感;形態安定性;アンバランス;アンフォルメ] DP10:[美の理想;美の基準;美意識] DP163:[象徴;象徴性;シンボリズム] |
| 服装専門分類 | AX0:[総記;ヘア,化粧] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |