文献番号 | 01_LI003107 |
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著者名 | 藤森英男/フジモリ ヒデオ |
書名・論文名 | フィリピンの繊維・アパレル産業 : 構造と問題 |
掲載誌名 | (拓殖大)経営経理研究 66 |
出版者 | |
発行年月日 | 2000 (12) |
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掲載ページ | pp.31-64 |
シリーズ名 | |
OWC | OA |
地域・民族名 | フィリピン |
特定地域名 | |
時代区分 | 20世紀後半 ; 21世紀初め |
時代通称名 | |
キーワード | 非伝統的輸出品目 ; 国際収支危機 ; 部門間の跛行的発展 ; 刺繍法 ; 繊維産業近代化計画 ; 海外調達 ; 関税障壁 ; 最低賃金制 ; 生産性格差 ; GTEB ; 多国間繊維取極め ; 輸出枠 ; 保護貿易主義 ; 輸出競争力 ; 納期管理 ; リードタイム ; NAFTA ; AFTA ; リスクヘッジ ; レント・シーキング |
抄録 | この論文は繊維・アパレル産業を事例に,フィリピンの輸出製造業の実態を分析,構造的特徴と問題点を示すのが狙いである。繊維,とりわけアパレルは典型的な労働集約型産業として,同国では半導体とともに輸出産業の双璧であった。しかし近年は先進輸入国の保護貿易主義や国内賃金の上昇,それに繊維後発国の追い上げ等を受けて,競争力に陰りが現れている。そのため昨今は内外で斜陽産業化を危惧する声すら聞かれる。このような状況下で,本稿では輸出産業としてのアパレルの存立条件を需給両面から分析,問題点を洗った。その結果,需要面では主に対米クォータ(輸出枠)の存在が支えとなってきたが,クォータの配分や充足率に問題があること,また供給面では川上部門の脆弱性に由来する生地の輸入依存,そのために避け難いリードタイムの長期化,さらに生産性を上回る賃金上昇などが競争力を妨げている。加えて委託加工依存の経緯から,クォータ制がなくなる2005年(予定)に向けた課題に敷延し,結びとした。 |
身装概念 | CP021:[繊維産業;アパレル産業] CP40:[国際経済] CP004:[川上] |
服装専門分類 | CP4:[貿易・国際関係;総記] |
資料タイプ | |
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国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |