身装文献
文献番号 01_LI002513
著者名 野津哲子 ; 岸本朗/ノツ テツコ ; キシモト アキラ
書名・論文名 縫製作業における疲労の研究(2)
掲載誌名 島根県立島根女子短大紀要 21
出版者
発行年月日 1983 (3)
ページ
掲載ページ pp.75-79
シリーズ名
OWC AB
地域・民族名 日本
特定地域名
時代区分 20世紀後半
時代通称名 昭和
キーワード 縫製作業 ; 作業時間 ; フリッカー値
抄録 1)健康な40名の女子学生に対し、135分の作業時間をI型~IV型の4つの作業形態に設定し、各型ごとに縫製作業前、縫製作業後のフリッカー値を測定し、各作業型の疲労の検討を行った。2)I型は35分作業3回の間に15分間、2回の休憩時間をもつもの、II型は45分、40分、40分の作業と各5分、2回の休憩をもつもの、III型は60分間作業2回に15分1回の休憩をもつもの、IV型は120分間連続作業をするものである。なお無作業の状態でもフリッカー値を測定し対照とした。3)I型からIV型へと移行するにつれて、フリッカー値は強く低下を示した。I型は作業回数の進行とともにフリッカー値の漸進的低下を示し、II型は2回目の作業終了時に、フリッカー値の低下は底をうつ傾向にあり、3回目の作業終了時のフリッカー値は、II型に近い値をとった。III型、IV型では2回目、1回目の作業終了時に望ましくない、フリッカー値の低下限界とも考えられる4%をこす低下が認められた。4)自覚的疲労度とフリッカー値の間には、明らかな相関を見いだすことはできなかった。5)以上の結果から、135分間内に限った縫製作業においては、II型が最も能率的で、疲労も少い作業形態と考えられる。
身装概念 EP22:[縫製;ソーイング]
EV2X:[部分構成技術(和服)]
DP221.2:[疲労]
服装専門分類 EV2:[立体構成技術;和服]
DS2:[身体・生理・環境・性;ウィメンズウェア]
資料タイプ
資料所在
国会図書館請求番号
日本十進分類
版次
備考
言語
リンク 国立情報学研究所 CiNii