| 文献番号 | 01_GE007855 |
|---|---|
| 著者名 | 青木識子 ; 田村照子 ; 永井伸夫/アオキ サトコ ; タムラ テルコ ; ナガイ ノブオ |
| 書名・論文名 | 高齢女性の歩行についての動態力学的研究: : 関節角度,床反力,下腿関節負荷量の検討 |
| 掲載誌名 | 繊維製品消費科学 57(1) |
| 発行年月日 | 2016 (1) |
| 掲載ページ | pp.35-42 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | 高齢者;歩容 |
| 抄録 | 本研究では,床反力計と三次元動作解析装置を用いて,下肢関節角度変化,床反力,距腿,足趾関節を含む下肢の関節負荷量を分析し,高齢者の歩容の特徴を明らかにした。被験者は健常な70 歳以上の女性12 名と,健康な若年女性11 名である。主な結果を以下に示す。①接地期の高齢群の足関節背屈角度は有意に大きく,つま先の挙上が小さい。②推進期における高齢群の股関節角度は有意に小さく,この要因は上体が前傾姿勢になるためである。③床反力は上下・前後方向ともに,高齢群は若年群と比較し最小値と最大値の差が小さい波形である。④左右方向の床反力は,高齢群では体幹の左右振幅の増加を反映し外側に偏る。⑤立脚中期において,高齢者の膝関節負荷力は値の上昇が見られず,膝に力をかけた推進がなされていない。⑥加速期の股関節と足趾関節の負荷量は高齢者で有意に小さく,加齢により蹴り出し力は低下した。⑦蹴り出し時の足関節負荷量では両群の有意差は認められなかったが,足趾関節では高齢者の値が有意に小さくなった。 |
| 身装概念 | DP204.2:[歩き方] AU103.51:[老年女性(70代以上);おばあさん;老婆;老女] DP209.9:[下肢] DP032:[計測;計測法;測定;採寸] |
| 服装専門分類 | DU7:[身体・生理・環境・性;着用者,着用目的,TPO] DS2:[身体・生理・環境・性;ウィメンズウェア] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |