| 文献番号 | 01_GE006138 |
|---|---|
| 著者名 | 花田美和子 ; 金井千絵/ハナダ ミワコ ; カナイ チエ |
| 書名・論文名 | 神戸・六甲山系の植物による染色に関する研究(2) : 高圧条件による染液の抽出 |
| 掲載誌名 | 神戸松蔭女子学院大研究紀要 人間科学部篇 4 |
| 発行年月日 | 2015 (3) |
| 掲載ページ | pp.33-41 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 特定地域名 | 兵庫;神戸市 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | アラカシ;ケヤキ;クヌギ;メタセコイア;色素抽出;高圧条件;染色時間 |
| 抄録 | 本研究では、神戸・六甲山系に生息する植物を用いて染色を行い、染色条件と色との関係を検討するとともに摩擦による染色堅ろう度について検討した。染料としては、アラカシの堅果、アラカシの剪定枝、クヌギの堅果、ケヤキの樹皮、メタセコイアの堅果を用いた。試料布には、綿、羊毛、絹の平織布を用いた。また、媒染剤にはアルミ、銅、鉄、チタンを用いた。染色布の測色をおこなった結果、試料布の素材、染料の種類、媒染剤の種類によってそれぞれ異なった色になることがわかった。また、摩擦堅ろう度試験の結果は良好であった。さらに本報では、染液抽出を家庭調理用圧力鍋を用いた高圧抽出でおこなった。気圧は140kPa、染色液の温度は120℃と推定される。高圧条件と常圧条件とで比較した結果、高圧条件では短時間で濃色の染液を抽出することができ、両者の間で大きな色相の違いはみられなかった。 |
| 身装概念 | EQ176.0:[草木染] EQ171:[染料化学;染色工程] EY111.0:[植物染料] EY111.1:[染料植物] EQ173:[媒染] |
| 服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |