身装文献
文献番号 01_GE005240
著者名 黒田彰/クロダ アキラ
書名・論文名 崑崙と獅子:祇洹寺図経覚書
掲載誌名 (佛教大)京都語文 21
出版者
発行年月日 2014 (11)
ページ
掲載ページ pp.129-153
シリーズ名
OWC A;F
地域・民族名 アジア;アフリカ
特定地域名
時代区分
時代通称名
キーワード 崑崙(こんろん);伎楽面;崑崙俑;于闐国王(うてんこくおう);崑崙奴;獅子の馭者
抄録 本誌前号の拙稿「祇園精舎覚書―鐘はいつ誰が鳴らすのか―」において、祇園精舎の無常堂の鐘の鼻には、金の獅子に乗り、手に白払を持った、金の崑崙が造型されていることを明らかにした。さて、その崑崙とは如何なるものなのか、戦前の研究史を参照しつつ、伎楽面の崑崙等を上げ、前稿の末尾部分で、聊か述べる所があったものの、その後、崑崙については二つ、大きな問題があることに気付いた。一つは、第二次世界大戦後、新中国において唐代を中心とする、崑崙の出土が相次ぐなど考古、美術、仏教、音楽(芸能)、文学、歴史等の諸分野にあって、崑崙研究が大きな進展を見たことである。もう一つは、崑崙が祇園精舎無常院(堂)の鐘と深く関わることである。小稿は、その第一の問題に取り組んだものである。近時の上記諸分野における崑崙研究は、目を見張るものがあるが、遺憾なことに、それら各分野の成果を統合し、纏めたものがない。そこで、小稿にあっては現時点における崑崙研究を、図像資料を中心として総合的に纏めてみることとした。小稿の図版(図1-3〈図34を除く〉 、参考図1-3)に関しては、巻頭カラー図版を参照されたい。なお第二の問題については、近稿「祇園精舎の鐘―祇洹寺図経覚書―」を予定する。
身装概念 AU192:[霊的存在]
AU153:[馭者;馬子;馬丁;人力車夫;雲助;籠かき]
BP342:[絵画資料;造形資料;映像資料;画像資料;服装絵画]
AW350:[マスク;仮面;頬当て]
服装専門分類 AU1:[総記;着用者]
資料タイプ
資料所在
国会図書館請求番号
日本十進分類
版次
備考
言語
リンク 国立情報学研究所 CiNii