| 文献番号 | 01_GE004970 |
|---|---|
| 著者名 | 福村愛美 ; 宮崎巴美/フクムラ マナミ ; ミヤザキ トモミ |
| 書名・論文名 | 防災服に関する意識調査 |
| 掲載誌名 | 倉敷市立短大研究紀要 57 |
| 発行年月日 | 2014 (3) |
| 掲載ページ | pp.139-147 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 20世紀後半;21世紀前半;1995年;2011年;2012年 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | 防災服;阪神・淡路大震災;東日本大震災;避難所生活 |
| 抄録 | 近年、日本では災害が多く発生している。そして、その被害は年々増加している。戦後最大の地震であった阪神・淡路大震災から16年経ち、2011年の3月に発生した東日本大震災で約1万5千人の人々が亡くなった。この大規模な地震の影響で災害について報道されることが多く、人々は防災グッズを購入するなど、防災についての意識も高まっている。特に、被災した人々が今でも避難所生活をしている中、女性に関する問題やプライバシーなど他人との共同生活における問題に注目した。本研究ではまず阪神・淡路大震災と東日本大震災を比較検討し、避難所で発生する問題を明らかにした。それらをもとに、防災に関する意識調査を行い、人々の災害・防災に対しての実態と理想的な防災服について分析・考察した。東日本大震災以降、災害についての人々の意識は高まってきており防災について工夫をしているという人々が多くいることがわかった。そして、避難所生活においてさまざまな問題点が現れ、外からは見えにくい問題や人間関係の複雑さの実態の一面を明らかにすることができた。意識調査を通して、被災地以外の人でも災害や防災についての意識が高まっていることがわかった。防災服は、あまり販売されていないなどの問題もあるが、調査結果から丈夫な素材で安全な防災服が欲しいという要望が多く見られた。 |
| 身装概念 | AU270:[災害;異変;非常事態] DP11:[服装観;服装認識;嗜好;嗜好性;好み;選好理由] BP350.1:[アンケート調査およびその方法;意識調査] |
| 服装専門分類 | DU6:[美についての理論・心理;着用者,着用目的,TPO] |