文献番号 | 01_GE003209 |
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著者名 | 深川和良 ; 石田正治 ; 稲森龍一 ; 越間巽 ; 長谷川雅康/フカガワ カズヨシ ; イシダ ショウジ ; イナモリ リュウイチ ; コシマ タツミ ; ハセガワ マサヤス |
書名・論文名 | 島津斉彬時代(薩州見取絵図)の大幅機の復元 |
掲載誌名 | 鹿児島大教育学部研究紀要 自然科学編 64 |
出版者 | |
発行年月日 | 2013 (3) |
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掲載ページ | pp.83-111 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | 鹿児島 |
時代区分 | 19世紀後半;21世紀前半 |
時代通称名 | 江戸末期;平成 |
キーワード | 大幅機;集成館事業;島津斉彬;薩州見取絵図;紡織技術;復元機設計製作工程 |
抄録 | 幕末期薩摩藩では日本の近代化の先駆けとなる集成館事業が、藩主島津斉彬の主導のもとに展開された。この事業は、多岐にわたる技術分野で行われた。その中で、紡績事業は代表的な先進事業であり、日本の近代綿紡績の生みの親とも位置づけられる。また、製織技術においても高い技術を有してきた。これまで欠落していた斉彬時代の紡織技術の空白を埋めることのできる一次史料『薩州見取絵図』が見出された。その中に、水車動力で駆動された大幅機(広幅織機)の絵図が3枚あり、さらにツメ車と歯車の写真などを基に復元を試みた。設計、部品製作、組立・調整の過程を経て、復元機がほぼ完成した。この復元をすることにより、当時の製織技術の高さを痛切に感じ、かつ未解明の技術的課題が残った。また、現代の製織に関連する諸技術の変化にも直面し、その記録保存の重要性についても認識を持つことができた。本稿では、復元の一連の過程を述べ、斉彬時代の製織に関わる技術について考察する。 |
身装概念 | EY011.1:[力織機] EQ40:[紡績業;製糸業;紡織業] EY011:[織機;機;機織具] EP331:[復元;レプリカ;複製;模造] AP012:[服装史;服飾史;歴史的研究;歴史的推移;時間的変化] EQ140.1:[広幅織物] |
服装専門分類 | EY0:[製造工程一般;設備,装置,機器,用具,薬品] |
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資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |