| 文献番号 | 01_GE003208 |
|---|---|
| 著者名 | 錦織寿 ; 田中健一 ; 佛淵のぞみ ; 瀬戸房子/ニシコリ ヒサシ ; タナカ ケンイチ ; ホトケブチ ノゾミ ; セト フサコ |
| 書名・論文名 | ドラゴンフルーツを用いた羊毛布の染色についての研究 |
| 掲載誌名 | 鹿児島大教育学部研究紀要 自然科学編 64 |
| 発行年月日 | 2013 (3) |
| 掲載ページ | pp.17-23 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | ドラゴンフルーツ;レッドピタヤ;ベタレイン;アセトン;酒石 |
| 抄録 | ドラゴンフルーツ(ピタヤ)は中南米原産のサンカクサボテンの果実で,近年では鹿児島県でも栽培されるようになり,主に食料品として利用されている。また,世界的にも研究が進められており,果実の色の異なる各品種の利用や有効成分の解析が報告されている。その一方,ドラゴンフルーツの色素を利用した染色法の開発についてはほとんど報告されていない。そこで,染色のための色素抽出と羊毛布の染色の検討を行った。本研究では赤紫色の果実をもつドラゴンフルーツ(レッドピタヤ)を用いた。この赤紫色はベタレインという色素により発色されており,赤色のベタシアニン類と黄色のベタキサンチン類に分けられる。検討の結果,アセトンを用いて黄色の色素を抽出した後,蒸留水を用いて短時間で抽出を行うことにより二種類の色素抽出液を分取することができた。また,得られた色素抽出液を用い,酒石で媒染することにより羊毛布を鮮やかな赤紫色に染めることができた。 |
| 身装概念 | EQ176.0:[草木染] EY111.0:[植物染料] EQ171:[染料化学;染色工程] AQ014.0:[毛織物] EQ108.2:[赤] EQ108.4:[黄] |
| 服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] EY1:[表面特性;設備,装置,機器,用具,薬品] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |