| 文献番号 | 01_GE001765 |
|---|---|
| 著者名 | 森俊夫 ; 内田裕子 ; 小見山二郎/モリ トシオ ; ウチダ ユウコ ; コミヤマ ジロウ |
| 書名・論文名 | 色彩テクスチャの視覚的印象と画像情報量との関係 |
| 掲載誌名 | 繊維製品消費科学 51(5) |
| 発行年月日 | 2010 (5) |
| 掲載ページ | pp.433-440 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | CIELAB色空間;色彩テクスチャ;因子分析;画像情報量;SD分析 |
| 抄録 | CIELAB色空間を利用した色彩特徴解析が様々な色彩や模様をもつ24種類の布の色彩テクスチャの特徴づけに適用された。これらの布の測色が市販のカラースキャナで行われた。色彩テクスチャの画像内の各画素(i,j)に対してCIEカラーシステムのX, Y, Z, L*, a*, b* , C*abおよびhabが,それぞれの測定とこれらの値の適切な変換をすることにより求められた。すべての画素に対するL*,C*abおよびhabの平均値(AVE-L*, AVE-C*abおよびAVE-hab)が色彩情報量としてそれぞれ求められた。各布のL*値の分布から統計的に抽出された角二次モーメント(ASM),コントラスト(CON),相関(COR),エントロピー(ENT)およびフラクタル次元(D)が視覚的特徴量として測定された。色彩テクスチャの鮮やか-くすんだ,派手-地味,目立つ-目立たない,硬い-柔らかい,強い-弱い,暖かい-寒い,重い-軽い,明るい-暗い,複雑-単純,変化のある-変化のない,均一-不均一の感情がSD法により官能評価された。官能評価値と画像情報量との関係が因子分析により検討された。これらの結果は,形態的な感情は視覚的特徴量(ASM, CON, COR, ENTおよびD)と,重い,硬い,暗いの感情はAVE-L*abと,鮮やか,派手な,目立つ,強いの感情はAVE-C*abと,暖寒感はAVE-habと関係することを示した。 |
| 身装概念 | EQ10:[色;色彩] DP156:[印象;外見;視覚評価;イメージテスト;形象イメージ;着装効果] DP154:[官能;官能量;官能検査;官能テスト] |
| 服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |