文献番号 | 01_GE001764 |
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著者名 | 青山喜久子 ; 島崎恒蔵/アオヤマ キクコ ; シマザキ コウゾウ |
書名・論文名 | ミシン縫製における先引きローラを利用したシームパッカリングの防止に関する研究 |
掲載誌名 | 繊維製品消費科学 51(5) |
発行年月日 | 2010 (5) |
掲載ページ | pp.424-432 |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | 平成 |
キーワード | 先引きローラ;先引き送り;シームパッカリング;縫い縮み;重回帰分析;主成分分析 |
抄録 | 本研究は,シームパッカリング防止を目的として,本縫いミシンに付属した先引き装置の送り条件と布地の物理的特性との関係を考察したものである。先引き装置の駆動範囲は,ステッチ形成過程の針糸の引き締め張力が生ずる範囲に対応させると効率的であった。具体的に述べれば,先引き装置は,送り歯が布送りを開始する若干手前(回転角度で約23°)から送り歯が針板から沈むまで働くようにすると,パッカリング防止に非常に効果的であった。送り歯上の布地の見かけのすべり量LB’は,パッカリング防止に関連する重要な変数であった。パッカリング防止効果を推定するための判別関数を,送りに関する組み立て変数および選択された布物性値を変数に用いて算出した。さらに,LB’を推定するための重回帰式も,布物性値を説明変数として求められた。いずれの結果も先引き送りのパッカリング防止効果を予測するのに大変有効であった。 |
身装概念 | EP221:[ミシン縫い] EP224.0:[縫いずれ] EP224.1:[パッカリング] EY010:[縫製機械;縫製工場設備;ミシン;ソーイングミシン] |
服装専門分類 | EP2:[立体構成技術;総記] |
リンク | 国立情報学研究所 CiNii |