文献番号 | 01_GE001753 |
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著者名 | 山口さやか ; 後藤晃希 ; 内田有紀 ; 西林絵理香 ; 成瀬正春 ; 久保徹也 ; 秋山美紀/ヤマグチ サヤカ ; ゴトウ アキ ; ウチタ ユキ ; ニシバヤシ エリカ ; ナルセ マサハル ; クボ テツヤ ; アキヤマ ミキ |
書名・論文名 | 濡れ条件のもとで防水靴および非防水靴の着用が血圧変動に及ぼす影響 |
掲載誌名 | 繊維製品消費科学 51(4) |
発行年月日 | 2010 (4) |
掲載ページ | pp.308-312 |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | 平成 |
キーワード | 寒冷 |
抄録 | 寒冷時の足部の濡れ条件下で防水靴と非防水靴を着用したとき,主観申告ではわからない生理反応,血圧,脈拍,皮膚血流量,皮膚温に着目し検討した。本研究では,環境温度15±0.5℃,相対湿度50±5%RHの人工気候室内で約20分間椅座安静を保った後,5分間椅座安静状態と右足を10℃の水を張った水槽の中に5分間入れた状態の生理反応と主観申告を測定した。被験者は若年女性8名である。入水後における生理反応は,非防水靴では血圧の上昇,脈拍の減少,中趾皮膚温の低下,皮膚血流量の減少が有意に認められたが,防水靴では皮膚血流量の減少のみ有意に認められた。主観申告においては,どちらの靴を履いても入水後に程度に差はあるものの不快と感じることが分かった。以上の結果から,防水靴を着用しても非防水靴を着用しても,入水後には不快と感じる。しかし,防水靴を着用することによって血圧の上昇を抑えられることが示唆された。 |
身装概念 | AW501:[長靴;深靴;ブーツ] DP21:[人体生理;生理;生理機能;生理学] DP035.1:[着用実験] DP215:[体温;皮膚温] |
服装専門分類 | DW2:[身体・生理・環境・性;装身具一般,宝飾品,身体に補助的につけるもの,かぶりもの,もちもの,履物] |
リンク | 国立情報学研究所 CiNii |