文献番号 | 01_GE001003 |
---|---|
著者名 | 伊藤由美子 ; 大槁寛子/イトウ ユミコ ; オオハシ ヒロコ |
書名・論文名 | メゾン「BRUYERE」 イブニングドレス(1940年代)の解説:文化学園服飾博物館所蔵ドレス |
掲載誌名 | 文化女子大紀要 服装学・造形学研究 42 |
出版者 | |
発行年月日 | 2011 (1) |
ページ | |
掲載ページ | pp.11-20 |
シリーズ名 | |
OWC | EW;AB |
地域・民族名 | フランス;日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 20世紀;1940年代 |
時代通称名 | |
キーワード | マリ・ルイーズ・ブリュイエール;トワル再現;装飾 |
抄録 | 本学園服飾博物館所蔵品の中で、装飾に優れたオートクチュール仕立てのイブニングドレスを取り上げ、その詳細な記録を残すことを目的とした。方法は、作品の構造、縫製・装飾技法は写真撮影により情報を収集し、実測および立体裁断の手法を用いてパターンを採取、さらにトワルによる再現を行った。結果、構造は、上半身保形のため内側に脇身頃を除く前後身頃の其々ウエストまで5本の金属製ボーンが裏打ち布に留められていた。内ベルトは身頃と裏地との間にあった。縫製技法では、裾の始末に現在の技法との相違点がみられ、折り上げた縫い代の0.5cm奥を千鳥がけで留めていた。装飾は、図案の輪郭を1本糸の鎖縫いミシンで縫われ、大きさの違う5種のラインストーン、4種のパールを巧みに使い分けており、穂の部分は、白の綿糸で隙間なく糸を渡し、その上に長さ2mm弱の管状ビーズで刺繍されていた。パターンは、ウエストより下部に使用した布幅の分量をそのまま生かし、脇身頃に利用していた。今回は、パターン採取とそのフォルムの確認およびドレス構造と技法のみの調査結果に留まった。今後は、これらを踏まえて資料に近い布を使用した実物製作を通しての縫製技法を分析したいと考える。 |
身装概念 | AU203.1:[宴会;パーティー;舞踏会;イブニング(ドレス);カクテル(ドレス)] DS00:[婦人服デザイン;女性服デザイン] DP012:[パターン;パターンメーキング;作図;製図;平面製図;割り出し法;型紙] DP03:[サイズ;寸法;衣服寸法;計測値] EP22:[縫製;ソーイング] EQ153:[刺繍] |
服装専門分類 | AU2:[総記;着用目的,TPO] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
言語 | |
リンク | 国立情報学研究所 CiNii |