| 文献番号 | 01_GE001002 |
|---|---|
| 著者名 | 千葉悦子/チバ エツコ |
| 書名・論文名 | ドレス製作に用いるベルベットの装飾技法について : ラティススモッキングを用いた場合 |
| 掲載誌名 | 文化女子大紀要 服装学・造形学研究 42 |
| 発行年月日 | 2011 (1) |
| 掲載ページ | pp.1-9 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | ラティススモッキング;装飾技法 |
| 抄録 | 本研究では、ドレス製作に用いるベルベットの装飾技法としてラティススモッキングを用いた場合の装飾効果の有効性について検討することを目的とした。ベルベットと比較するために4種類の試験布を加えて剛軟度の測定を行なった。ベルベットに用いる場合のラティススモッキングの斜め格子間隔について検討した結果、2.5cmの斜め格子間隔が出来上がり模様の対称性やつながりのよいことがわかった。さらに、5種類の試験布をたて方向、よこ方向、45°バイアス方向に裁断した15種類の試料における装飾後の模様の崩れ状態の観察から、たて方向に裁断した試料は斜め格子の方向が、剛軟度の小さいバイアス方向に重なるために模様の状態が整って構成されることがわかった。次に模様の崩れの少ない、たて方向に裁断した5種類の試料について行なった模様に対する印象の官能検査の結果から、それぞれの試験布のドレープ係数の測定値が大きい程、「装飾効果がある」という評価の得点が高い結果となった。ベルベットの装飾後の印象評価は「色の深み」、「模様のきれいさ」、「好ましさ」、「高級感」において優れており、ベルベットに用いるラティススモッキングの装飾効果が高いことがわかった。 |
| 身装概念 | DP154:[官能;官能量;官能検査;官能テスト] EP24:[しわ;ひだ;あげ;タック;プリーツ;ドレープ;フリル;フレア] EP22:[縫製;ソーイング] EQ143.04:[ベルベット;ビロード;別珍] EQ144:[布地の種別] |
| 服装専門分類 | EQ2:[立体構成技術;布地] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |