身装文献
文献番号 01_AR081491
著者名 小田明美;日下英子;杉本樹里/オダ アケミ ; クサカ ヒデコ ; スギモト ジュリ
書名・論文名 被服構成学におけるPersonal Computer活用の研究(8):基本型パンツ自動作図プログラムを中心に
掲載誌名 大阪樟蔭女子大論集 45
出版者
発行年月日 2008 (1)
ページ
掲載ページ pp.137-148
シリーズ名
OWC AB
地域・民族名 日本
特定地域名
時代区分 21世紀前半
時代通称名 平成
キーワード 被服構成学;パンツ;自動作図プログラム;パーソナル・コンピュータ;シルエッター像解析
抄録 現在、被服構成学における教育において、教育界、アパレル産業界などに卒業生を送り込むためには、コンピュータとのかかわりは不可欠なものとなっている。特に衣服設計の面では、図形をベースとする図形処理の基本的な知識は勿論のこと、アパレル工学の学習も要求される時代となっている。さらに近年はファッション界における多様化、個性化、高級化などの需要に対する対応、消費者ニーズへの対応による価値観の変化などにより、アパレルCAD の活用は一層重要となっているのが現状である。そこで、今回はすでに発表した胴下部および大腿部の形態把握、スカート原型、各種原型及び体幹部傾斜角度とダーツとの相関などをもとにして、体型の欠点をカバーし、補正が少なく、多くの人に適合し、美しく着やすい服、という諸点を前提に、短時間で簡単に作図できる基礎型パンツ(スラックス)の自動作図プログラムについて発表する。 今回も前回と同様に、シルエッター像の解析は株式会社メディックエンジ ニアリングの「シルエット計測for Windows XP」を使用した。また、プログラミングの作成にはWindows で起動するパターン・メーキング ソフト「super α pulas」のマクロ機能を利用し、これらのプログラミングに関して検討を加えた。アパレル生産実習においても、人体計測から作図完成まで、コンピュータを導入することにより、その作業時間は驚くほど短縮された。そして種々の条件によって起こり得るデータを用いて作図を試みるとともに、さらに3回生のアパレル生産実習において2年間を通じて着用試験をおこなってみたが、いずれも、その適合性に問題はなかった。このようにPersonal Computer を被服構成学の授業において教具として利用することは、情報処理・情報保存・作業時間の合理化など、種々の点で大変有意義であることが認められたので、今後もさらに研究を進めたいと考えている。
身装概念 DP012:[パターン;パターンメーキング;作図;製図;平面製図;割り出し法;型紙]
DP015.2:[コンピュータパターンメーキング]
BP238.00:[被服学科;服装学科]
BP242:[教材;教材研究]
BY31:[コンピュータ]
AU123.31:[女子大生;女子短大生]
服装専門分類 DS0:[デザイニングシステム・技法;ウィメンズウェア]
資料タイプ
資料所在
国会図書館請求番号
日本十進分類
版次
備考
言語
リンク 国立情報学研究所 CiNii