| 文献番号 | 01_AR080464 |
|---|---|
| 著者名 | 渡辺明日香 ; 城一夫 ; 児玉好信/ワタナベ アスカ ; ジョウ カズオ ; コダマ ヨシノブ |
| 書名・論文名 | ストリートファッションにおける女性服装色の変遷に関する研究(2) : 原宿・渋谷・銀座の地域別の差異に着目して |
| 掲載誌名 | 日本色彩学会誌 31(2) |
| 発行年月日 | 2007 (6) |
| 掲載ページ | pp.74-84 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 特定地域名 | 東京;原宿;渋谷;銀座 |
| 時代区分 | 20世紀前半;21世紀初め;1994年~2004年 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | ストリート・ファッション;服装色;出現色の地域差 |
| 抄録 | 前報では、女性服装色における周期性、同調色・相反色の存在について明らかにすることができた。そこで、本報では原宿・渋谷・銀座の3地域の出現色の差異に着目しさらなる考察を試みたところ、以下のことが分かった。第一に、服装色の出現頻度は地域によって異なる。原宿ではブラック、ブルー、レッドの嗜好が高く、渋谷ではブラック、ホワイト、ブルー、ピンク、レッドの割合が高い。銀座はブラック、ホワイト、グレイ、ブラウン、カラードグレイ(アイボリー)が高く、無彩色の割合が服装色の50%以上を占めていることが特徴である。第二に、地域間の相関係数を求めた結果、原宿・渋谷は相関のある色が多く類似の傾向を示したが、銀座は相関のないものが多い。第三に、経年推移によって、類似する地域は変化することが分かった。1994年~1998年では原宿・渋谷が類似の傾向を示すものが多く、銀座は独自な出現傾向であった。しかし1999年以後、渋谷・銀座が類似の推移を示すものがみられ、さらに2002年以降は各地域の服装色に独立した傾向が生じている。 |
| 身装概念 | EQ100:[色彩学;色彩理論] EQ108.9:[有彩;無彩] EQ109.1:[色相] DP36:[風俗;習俗(全般的な);習慣;ライフスタイル;デザイン環境(ライフスタイル);ファッション環境(ライフスタイル)] DP361:[定点観測] |
| 服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] DS3:[着装法・衣生活;ウィメンズウェア] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |