文献番号 | 01_AR079271 |
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著者名 | 北方晴子/キタカタ ハルコ |
書名・論文名 | メンズファッションと未来派 |
掲載誌名 | 文化女子大紀要 服装学・造形学研究 38 |
出版者 | |
発行年月日 | 2007 (1) |
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掲載ページ | pp.39-52 |
シリーズ名 | |
OWC | EI;E |
地域・民族名 | イタリア;バチカン市国;サンマリノ;ヨーロッパ |
特定地域名 | |
時代区分 | 19世紀;20世紀前半 |
時代通称名 | |
キーワード | 未来派;ファシズム;バッラ,ジャコモ;未来派男性衣装宣言;デペーロ,フォルトゥナート |
抄録 | 20世紀初頭のイタリアで始まった新しい芸術運動であるイタリア未来派は,詩人マリネッティによる『未来派宣言』により始まり,イタリアの過去の伝統を否定し,機械によってもたらされた力やスピードなどから新しい美意識の誕生を掲げた。次第にファッションにも関心を抱き始め,バッラやタイアートらが試みた革新的なメンズファッションの創造と改革を提案した。未来派によるそうした試みは,19世紀後半から20世紀初頭に見られた女性の社会的領域の拡大による男女差の縮まりや不確かな男らしさに対し,新たな男らしさを示す動きであった。そして未来派は,次第にヨーロッパに広がるファシズムの美意識に取り込まれていった。男性至上主義を推進するファシズム文化は,男性性を強調し,未来派こそファシズム美学を支えた男性性を強く主張する表象となっていった。一方で,当時,演劇の領域でも革新が見られ,未来派の中でも特にデペーロは舞台衣装への関心を寄せた。ファシズム文化において極めて重要な男性の身体意識という視点で論考を進めた結果,未来派は男性の身体の発見にも大きな影響を及ぼしていた。 |
身装概念 | AP014:[ファッション理論;ファッションの法則;流行論;服装概論] AP012:[服装史;服飾史;歴史的研究;歴史的推移;時間的変化] DP261:[性差;性のイメージ;ユニセックス;モノセックス;セクシー] DP261.1:[男らしさ;男性イメージ;男性観] DP201:[身体観;身体像;ボディコンシャス] AU209.4:[バレエ;モダンダンス] |
服装専門分類 | AR0:[総記;メンズウェア] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |