身装文献
文献番号 01_AR079270
著者名 浜田勝宏/ハマダ カツヒロ
書名・論文名 服装社会学と社会学(1)
掲載誌名 文化女子大紀要 服装学・造形学研究 38
発行年月日 2007 (1)
掲載ページ pp.25-37
OWC AB
地域・民族名 日本
時代区分 20世紀後半;21世紀前半
キーワード 服装社会学;小川安朗;荻村昭典
抄録 服装学研究の中に服装に関する社会科学的研究の必要性が説かれるようになって,我が国では半世紀を越すほどになった。同時にその方向づけは,ひとまず服装社会学として成長することに求められてきたと言ってよい。きわめて限定的な範囲のものではあったが,従来の社会学に根ざした服装社会学が市民権を得るようになって40年余りの歴史が経過している。この歴史は必ずしも長いものと言えないが,少数の先駆者たちが試行錯誤を繰り返しながら徐々に築きあげてきた軌跡は,その基本的な経緯すら記録されることが少ない。同時に,世代の交代,社会的状況の変化がもち込む新たな課題の多さによって,これまでの研究的水脈すら見失われがちである。また研究の活発化が進行したことに併行して,研究・教育の制度的整備が,その必要性を説く人々の努力によってなされたことも失念されがちである。そこで,これまでの服装社会学の変遷をふり返ることとした。そして,服装社会学と社会学の関連を確実に跡づける一方で,そこに存在した課題,今日的に浮上している新たな問題の整理という点で私見を述べることとした。但し,本稿のみでは十分な整理が不可能と思われたので,次稿以後に継続することとした。
身装概念 AP014:[ファッション理論;ファッションの法則;流行論;服装概論]
DP16:[デザインと社会]
AP012:[服装史;服飾史;歴史的研究;歴史的推移;時間的変化]
服装専門分類 AP0:[総記;総記]
リンク 国立情報学研究所 CiNii