文献番号 | 01_AR074681 |
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著者名 | 由利素子;森川陽/ユリ モトコ ; モリカワ アキラ |
書名・論文名 | 和紙織物の洗濯による性能変化 |
掲載誌名 | 文化女子大紀要 服装学・造形学研究 36 |
出版者 | |
発行年月日 | 2005 (1) |
ページ | |
掲載ページ | pp.61-69 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 21世紀前半 |
時代通称名 | 平成 |
キーワード | 和紙織物;ささ和紙布 |
抄録 | 最近,和紙を使用した繊維製品が注目されている。本報では,和紙織物と,同じセルロース繊維である麻及び綿の織物とを比較検討した。とくに,実用を考えて,和紙織物の性能が洗濯によりどのように変化するかを検討した。1.和紙は親水性繊維であることから水に影響を受けやすく,ある程度収縮やしわなどの形態変化は起すが,麻,綿織物との大きな違いはなかった。表面の毛羽立ちは,麻や綿織物よりは起きにくかった。2.洗濯回数が増すごとに吸水性が大きくなった。和紙織物では,毛細管現象による吸水は麻,綿の織物に比べるとやや小さいが,表面からの水滴吸収では,麻,綿織物と同様に優れた吸水性を示した。3.手触りによる感覚的性能評価では,原布と洗濯処理布との間に差が見られた項目が多かったが,洗濯回数の異なる処理布間(洗濯1回,5回,10回)での評価の差は小さかった。今回の洗濯回数は10回までだが,和紙織物が十分洗濯に耐え得ることが確認できた。 |
身装概念 | EP315:[洗濯による障害] AQ050:[紙布;紙衣;紙子;紙製品] |
服装専門分類 | EP3:[保存・手入れ;総記] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |