文献番号 | 01_AR073032 |
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著者名 | リーナ・K・カウキネン;倉元綾子(訳)/KAUKINEN, LEENA K. ; クラモト アヤコ |
書名・論文名 | テキスタイル,衣服,およびクラフト・デザイン研究への理論的アプローチ |
掲載誌名 | 鹿児島県立短大紀要 自然科学篇 56 |
出版者 | |
発行年月日 | 2005 (12) |
ページ | |
掲載ページ | pp.53-63 |
シリーズ名 | |
OWC | AB;EO |
地域・民族名 | 日本;フィンランド |
特定地域名 | 京都;ヘルシンキ |
時代区分 | 21世紀前半;2004年 |
時代通称名 | |
キーワード | 国際家政学会京都大会;Leena K. Kaukinen;クラフト・サイエンス |
抄録 | 本論文はテキスタイル,衣服,およびクラフト・デザインの科学的研究への理論的,哲学的なアプローチを提供する。この分野に関する知識は,伝統的に産業やマーケティングなどのような,分業に作用する機構に役立つために芸術と工学とに分けられてきた。クラフト・サイエンスは,これらの関心を結合させ,芸術デザインと2次元,3次元の製品製作を,存在論的に絡みあった重なりあう現象と考える。このことは興味深い対話を作り出す。それは,材料をテキスタイル製品という一つの実在に変化させる中では考慮されてこなかった。背景となる思考は人文学の中では古いものである。しかし,学問研究分野として,これを高めるのはやや新しいことである。言及した事柄のうち,昔から知られている二つの科学枠組みを第3の文化科学と絡み合わせるという見方は,新しい有力なパラダイムを発展させる。これは解釈学的アプローチと実証主義的アプローチとの間,テキスタイル文化の研究とテキスタイル技術との間に,一連の対話を生みだす。クラフト・サイエンスは,ヘルシンキ大学でテキスタイル教員養成教育と結びついて現れた。この領域に貢献した25年の研究にともなって,新しい興味深い事態が現れてきた。これを背景にして,この論文ではまた,そこからそれぞれの製品が実在へと変換される社会文化的,認識的,技術的技能の統合としての技能に関する新しいアプローチを明かにする。 |
身装概念 | BP355.2:[研究発表] BP21:[美術教育;デザイン教育;図工] EQ14:[布(一般);裂地;織物;テキスタイル] DP00:[デザイン;デザイン理論;意匠;意匠学] |
服装専門分類 | DP0:[デザイニングシステム・技法;総記] |
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国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |