| 文献番号 | 01_AR071788 |
|---|---|
| 著者名 | 大平光子/オオヒラ ミツコ |
| 書名・論文名 | 既製品浴衣についての一考察 : 縫製方法について |
| 掲載誌名 | 文化女子大紀要 服装学・造形学研究 35 |
| 発行年月日 | 2004 (1) |
| 掲載ページ | pp.25-34 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | 浴衣の縫製 |
| 抄録 | 近年,夏のファッションとして定着した浴衣は,従来のように反物から選んで自家調整することがほとんどなくなり,洋服同様に既製品が主流の時代になっている。本学での和裁履修者においても,授業での制作以前に既製品浴衣の着装経験者数が増加している。そこで,従来の大裁女物単衣長着の木綿仕立てと既製品浴衣の合理的な仕立て方を比較し,限られた授業時間数で,より効果的な指導方法を検討したいと考えた。本研究では,メーカーの異なる3着の既製品浴衣を用いて各部の縫製面を中心に比較し本学での指導方法との違いについて比較検討を行った。その結果,メーカーや価格差に関係なく3着に共通している点は東アジア(中国・韓国)で縫製されており縫合部分は全てミシン縫いで肩当て布と居しき当て布が省略され,縫代の始末は手縫い部分の量と価格が比例していた。実際に授業に取り入れられる可能性としては,肩当て布を力布に変えること,かけ襟を略仕立てにすることにより,宿題の量を軽減し,縫製面以外にも余裕を持った指導ができるのではないかと考える。 |
| 身装概念 | AV000.3:[浴衣;ゆかた(女性・現代)] EV210:[大裁] EV2X:[部分構成技術(和服)] EP220:[手縫い] EP221:[ミシン縫い] |
| 服装専門分類 | EV2:[立体構成技術;和服] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |