| 文献番号 | 01_AR071359 |
|---|---|
| 著者名 | 池田稜子 ; 中井明美 ; 下村幸子 ; 北浦多栄子/イケダ リョウコ ; ナカイ アケミ ; シモムラ サチコ ; キタウラ タエコ |
| 書名・論文名 | 植物性食品素材中の色素成分の染色剤としての利用 |
| 掲載誌名 | 九州女子大紀要 自然科学編 41(2) |
| 発行年月日 | 2004 (9) |
| 掲載ページ | pp.11-22 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀前半 |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | 栗の皮;植物性食品廃棄部 |
| 抄録 | 植物性食品素材の中で特に食品廃棄部分の天然色素成分を染色へ有効活用し、普及させることを目的として、今回は、草木染めの方法により食品廃棄部分である栗の外皮を含む食材の染着性の検討を行なった。1)植物性色素のそれぞれ異なった性質により布(綿、絹)の染着性が左右され、また媒染剤として用いたナトリウム、スズ、銅、鉄、アルミニウムの金属イオンの違いにより、染着色に変化が見られた。2)栗の外皮(鬼皮、渋皮)の色素抽出液にはタンニンが含まれているため、媒染剤なしでも布によく染着し、中でも渋皮の色素抽出液が染着性に優れていた。3)媒染処理により日光に対しては退色を抑制できるが、酸に対しては抑制効果がなく、退色した。特に有機酸を多く含む柑橘類による退色が顕著であった。 |
| 身装概念 | EY111.0:[植物染料] EQ171:[染料化学;染色工程] EQ176.0:[草木染] |
| 服装専門分類 | EQ1:[表面特性;布地] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |