| 文献番号 | 01_AR066291 |
|---|---|
| 著者名 | 榎本春栄/エノモト ハルエ |
| 書名・論文名 | 身頃原型についての一考察 : 特殊体型のための原型 |
| 掲載誌名 | 和洋女子大紀要 家政系編 42 |
| 発行年月日 | 2002 (3) |
| 掲載ページ | pp.135-147 |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 時代区分 | 21世紀初め |
| 時代通称名 | 平成 |
| キーワード | 文化式身頃原型;特殊体型;バストサイズ;補正;ワンピース |
| 抄録 | 婦人服の製作指導においては,現在,各種のパターン作成のもととして,文化式の身頃原型を使用している。今まで数多くの学生に対し,製作過程での補正を行ってきたが,原型のもととなるバストサイズの大小に関わらず,ある程度の補正をすることでそれぞれの体型に合わせる事が可能であった。しかし,今回問題となったのは,体格としては標準に近いサイズであるのにバストだけが非常に大きいという,ファンデーションのサイズから考えるとDカップ・Eカップ体型の場合である。本研究はこのようないわゆる標準と比べた場合の特殊な体型のための原型をいかに容易に作成することができるかを考え,その製作方法を示したものである。バストサイズ・背丈・ウエストサイズが異なる原型は,アパレルCADにより容易に作成することができる。そこで今回は,それらの原型を応用し,後ろ身頃と前身頃にバストサイズの異なる原型を組み合わせ,部分的に補正し体型に合う原型を作成することがねらいである。被験者の後ろ身幅と前身幅を計測し,それぞれに適合する原型を組み合わせることで,基本の部分ができる。更に前身頃に関しては,衿ぐり・肩線・袖ぐりなどにどちらのサイズのラインをどのように組み合わせて行くか等,実践を踏まえての研究を行った結果,被験者に適合した特殊体型のための原型を完成することができた。また,バストとヒップの差が大きい体型に対するプリンセスラインのワンピース作図方法を示すとともに,試作をし被験者が着装することで原型の完成度の確認をした。 |
| 身装概念 | DP012:[パターン;パターンメーキング;作図;製図;平面製図;割り出し法;型紙] DP202:[体型;体格;からだつき] |
| 服装専門分類 | DS0:[デザイニングシステム・技法;ウィメンズウェア] |
| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |