文献番号 | 01_AR057912 |
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著者名 | 桜井芳生/サクライ ホウセイ |
書名・論文名 | 美とは何か、美人とは誰か:カント美学流用2問題・ミスコン3問題・文化的希少性の理論 |
掲載誌名 | (鹿児島大)人文学科論集 48 |
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発行年月日 | 1998 (12) |
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掲載ページ | pp.47-77 |
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OWC | |
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抄録 | 文化的希少性の理論の-各論として「美」にかんする理論を構想する。まず,カントの議論をヒントにして,美についての二つの問題を提起する。さらに美にかんする探求をするにあたって,「美人」の問題を糸口とする。美人(美人コンテスト)をめぐって,三つの問題が存在することを指摘する。まずは,この三問題に回答をあたえることを第一の目標とする。「携帯決断機」「流動性選好」などを参考にして,「選好の自己明証性不安」と「選択回避性向」などの仮説を提起する。これらの仮説にもとづいて,ミスコンの三つの問題への回答が提起される。後半において,この前半の議論をふまえて,美にかんする一般的な視点が提起される。おもにカント美学における二つの主張にたいする代替案として,われわれの見解が述べられる。最後に「美とはなにか」という問題に関して,必要性も十分性も満たさないが「いい塩梅のモデル」であるとわれわれが考える命題が提起される。すなわち,美とは,無関心性と,ある程度の普遍性(他者による承認の普遍性)があるかのように見せかけることによって,選好の自己明証性不安と選択回避性向を慰撫するようなコト・モノである,と。 |
身装概念 | DP108:[美人;ベストドレッサー] DP402:[美人コンテスト;ミス〇〇] DP10:[美の理想;美の基準;美意識] |
服装専門分類 | DS1:[美についての理論・心理;ウィメンズウェア] |
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国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |