身装文献
文献番号 01_AR049970
著者名 岩甁奈美子/イワサキ ナミコ
書名・論文名 刺しゅう技法(ステッチ)による立体感の効果 : カットワーク
掲載誌名 文化女子大紀要 服装学・生活造形学研究 27
発行年月日 1996 (1)
掲載ページ pp.109-114
OWC AB
地域・民族名 日本
時代区分 20世紀後半
時代通称名 平成
抄録 前稿において,カットワークについて技法を取りあげ,従来使われている技法と,新しい技法の各々をサンプル製作をして比較検討した。言うまでもなく刺しゅうは,ステッチの組合わせと配列作用により物・大きさを図柄として表現する事が出来るのである。カットワークの技法は,極めて単純なボタンホール・ステッチ,オーバーカスト・ステッチのみで刺した物である。単純ゆえに精巧さも求められるのである。緻密で精巧な技法で刺し,布を切り取って透し模様を作るカットワークは,ニードルポイント・レースの母体でもある事柄から,前稿では取り上げる事のなかった基礎的な技法,バー(bar),ブリッド(bride),ピコット(picot),アイレット・ワーク(eyelet work=小さい穴)は,勿論刺しゅうの歴史,レース(Lace)の歴史,カットワークの技法と併用したニードルポイント・レースに至る経過を検討した。
身装概念 EQ153.6:[ドロンワーク;カットワーク;レース飾り]
服装専門分類 EQ1:[表面特性;布地]
リンク 国立情報学研究所 CiNii