文献番号 | 01_AR049966 |
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著者名 | 成瀬信子/ナルセ ノブコ |
書名・論文名 | 裁ち鋏の布地に対する切れ味 |
掲載誌名 | 文化女子大紀要 服装学・生活造形学研究 27 |
出版者 | |
発行年月日 | 1996 (1) |
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掲載ページ | pp.23-34 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 20世紀後半 |
時代通称名 | 平成 |
キーワード | |
抄録 | 洋装用布地から材質と組織,構成の異なる9種の布地を選び,裁ち鋏3種のそれぞれについて,使い古した鋏と研いた鋏を用いて,布地と鋏の組合せについて,11人の女子大生を被検者として,SD法により,布地の切れ味を調べた。質問項目10について,すべての被検者がすべての組合せを12cm×5本を布切りした後にアンケート用紙5段階で切れ味を記入した。11人のデータの平均値と標準偏差を求め,布地の種類と鋏によっての切れ味の違いを求めた。他方,試験布はFAST法により,性能を測定し,SD法による官能量との関係を調べた。その結果,次のことが明らかになった。1.布地を鋏で切ることによって,布地の固さがわかり,被検者間のばらつきと,物性値との対応は布地により多少異なる。2.滑りやすいか,直線に切れるか,裁断に力がかかるかの官能量のばらつきは,総合的な,全体的に切りやすいか,この布地を切る鋏として使いやすいかのような官能量のばらつきより,やや小さい。3.使い古した鋏より研いた鋏の方が全体的に使いやすいが,厚目の起毛織物,ニット地では,その差が殆どわかりにくい。 |
身装概念 | EP21:[裁断;剪断変形;剪断剛性] EY021:[鋏] |
服装専門分類 | EP2:[立体構成技術;総記] EY2:[立体構成技術;設備,装置,機器,用具,薬品] |
資料タイプ | |
資料所在 | |
国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |