| 文献番号 | 01_AR046193 |
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| 著者名 | 川井ゆう/カワイ ユウ |
| 書名・論文名 | 花を衣裳になぞらえるということ : 変化する菊人形の見立て |
| 掲載誌名 | (国際日本文化研究センター)日本研究 11 |
| 出版者 | |
| 発行年月日 | 1994 (6) |
| ページ | |
| 掲載ページ | pp.135-154 |
| シリーズ名 | |
| OWC | AB |
| 地域・民族名 | 日本 |
| 特定地域名 | |
| 時代区分 | 20世紀 |
| 時代通称名 | |
| キーワード | 菊人形 |
| 抄録 | 菊人形という人形がある。等身大で、菊をまとった、人間のような肢体をもつ人形である。見ようと思えば、菊の季節である秋に日本のいたるところで見ることができる。現代の人々は、菊人形をどのように見ているのだろうか。テレビドラマと関連させて見る人もいるだろう。菊の花だけを見る人もいるだろう。時代遅れのものだと、訪れさえしない人もいるだろう。菊人形にはおよそ百五十年の歴史がある。百五十年前から作られている。昔の人は菊人形をどのように見ていたのだろうか。テレビドラマと関連させて見ることはできない。菊の花だけを見る人がいただろうか。菊人形が生まれたばかりのとき、菊人形は時代の先端だった。百五十年という期間に、菊人形を鑑賞する方法は、時代の環境に応じて変化している。しかし、菊が人の着衣に「見立て」られているという菊人形の原点は昔から変わらずにある。本稿では菊人形が成立する背景を概観し、「菊人形の見立て」という、誕生から変化することのない一つの特徴を軸に分析する。そして、菊人形を見る人々の鑑賞方法の変化を辿ることにより、人々の菊人形に対する見立ての変遷を探る。 |
| 身装概念 | AU195:[人形;ロボット] AV00:[和装(女性・現代)] CP421.1:[西欧化;西洋化;洋装化;舶来好み;外国好み;外国かぶれ;唐風;唐様;和洋服の比較] |
| 服装専門分類 | AU1:[総記;着用者] |
| 資料タイプ | |
| 資料所在 | |
| 国会図書館請求番号 | |
| 日本十進分類 | |
| 版次 | |
| 備考 | |
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| リンク | 国立情報学研究所 CiNii |