身装文献
文献番号 01_AR036556
著者名 赤沢計真/アカザワ カズマ
書名・論文名 平安時代越後織物史の研究
掲載誌名 (新潟大)新潟史学 27
発行年月日 1991 (10)
掲載ページ pp.1-25
OWC AB
地域・民族名 日本
特定地域名 越後;新潟
時代区分 10世紀;11世紀前半
時代通称名 平安
キーワード 調庸布;白布;白越;細美布;越布;田率綿
抄録 奈良時代の織布技術は調庸布に見られ、古代の越後織物の製織について知り得る。平安時代初期の織布技術は10世紀末の文献(『延喜式』)の記載から明らかにされる。平安時代、越後の白布生産は活発で、白越と呼ばれて珍重されたが、政事要略に細美布が記され美服とみなされた。平安末期には越後の布は越布と呼ばれ、藍染めの摺布も多い。平安末・鎌倉初期に麻を素材とする上質の越布生産は大きい。
身装概念 EQ142:[織り;機織り]
服装専門分類 EQ1:[表面特性;布地]