文献番号 | 01_AR025275 |
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著者名 | 植竹桃子/ウエタケ モモコ |
書名・論文名 | 衣服設計の立場からみた肥り痩せの新しい評価(英文) |
掲載誌名 | 人類学雑誌 95(4) |
出版者 | |
発行年月日 | 1987 (10) |
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掲載ページ | pp.421-432 |
シリーズ名 | |
OWC | AB |
地域・民族名 | 日本 |
特定地域名 | |
時代区分 | 20世紀後半 |
時代通称名 | 昭和 |
キーワード | |
抄録 | 衣服設計の立場から,肥り痩せの度合いによる個体の分類および評価を行った。被検者は,未婚の若い日本人成人女子251名である。身体の周径•矢状径•横径等の身体計測値から大きさのファクターを除去するように変換された27項目を用いてクラスター分析を行った結果,被検者は4クラスターに分類された。この分類は外形的な肥痩の程度によるものとみなされ,またこれは変換された胴囲•上腕最大囲•下腿最大囲の3項目のみを用いても89.24%の確率で可能であることが認められた。このように本研究では,体脂肪率に基づいて定義されている肥痩に対するものとして,「外形的に肥っている」或は「外形的に痩せている」という身体の外形から判断される「肥痩」,すなわち「外形的肥痩」の概念を打ち出した。そして,この外形的肥痩と皮下脂肪厚とは,肥りと判定される個体以外では高い関連性をもつまでには至らないことが,また一般的に,外形的肥痩の程度にしたがって身体の太さ•厚さ•幅に関するプロポーションが変化することが認められた。したがって,外形的肥痩の概念は,体脂肪率により定義されている肥痩とは異なった意味をもつこと,さらに外形的肥痩を充分に考慮した衣服の設計が必要であることが,提示された。 |
身装概念 | DP213.1:[肥満;肥満度] DP01:[ファッションデザイン;服装デザイン;服飾デザイン;衣服設計;衣服造形] |
服装専門分類 | DS2:[身体・生理・環境・性;ウィメンズウェア] DS0:[デザイニングシステム・技法;ウィメンズウェア] |
資料タイプ | |
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国会図書館請求番号 | |
日本十進分類 | |
版次 | |
備考 | |
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リンク | 国立情報学研究所 CiNii |