文献番号 | 01_AR003643 |
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著者名 | 柴田美恵/シバタ ミエ |
書名・論文名 | 西洋服飾におけるボタン : その機能性と装飾性に関する一考察 |
掲載誌名 | 千葉大教育学部研究紀要 第2部 23 |
発行年月日 | 1974 (12) |
掲載ページ | pp.291-305 |
OWC | E |
地域・民族名 | ヨーロッパ |
時代区分 | 20世紀 |
抄録 | 今日的概念におけるボタンは、本来西欧服飾に備わった留め具であって、深い打ち合わせを持ち、帯を締めて着付けるタイプの多い東洋服には、さほど目立ったあらわれをしていない。ボタンの西欧服への採用については、東洋からの導入であると言われているが、しかしボタンが衣服自体と密接に関わり、その変遷と共に、その表現も、その働きも変容を重ねたのは、西欧服においてであった。ボタンの定義は、「機能性と装飾性とを兼ねた、手近かで不可欠の留め具」とされ、その使い方1つが、服の印象を左右するという。このことは、我々が衣服をデザインする際、また選択する際に、念頭においておかねばならないことであろう。では一体、ボタンの装飾性とはどのようなものであるのか。1個のボタンは、どのようにして衣服の性格を決定し得るのか。この澗題について、以下では、過去の服飾の中で、衣服とボタンとの関わりが、いかに現われているかを観察し、現代モードにおけるボタンについても、若干の考察を試みた。 |
身装概念 | AW202:[釦;ボタン;ボタン留め;トンボ頭] DP101:[服飾美;服飾美学] DP010:[機能;機能性;機能目的] DP102:[装飾;装飾美;装飾効果;飾り] |
服装専門分類 | DW0:[デザイニングシステム・技法;装身具一般,宝飾品,身体に補助的につけるもの,かぶりもの,もちもの,履物] AW2:[総記;身体に補助的につけるもの] |
リンク | 国立情報学研究所 CiNii |