日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05656-A03
題名 桃太郎
題名(ヨミ) モモタロウ
時間 3分26秒
話者
収録年月日
収録地 島根県
収録者 稲田浩二
OWC AB42
日本昔話タイプ 【IT127;桃太郎】
話形分類 TA. 桃の子太郎;ME. 桃太郎
概要 「ある所におじいさんとおばあさんと・・・・・そういうことです桃太郎さん」
ある所におじいさんとおばあさんがいる。おじいさんは山に仕事に、おばあさんは川へ洗濯に行く。上から桃が流れてくる。おばあさんは家に持ち帰る。おじいさんが戻ってきて半分に割ると、中から大きな男の子が生まれる。名を桃太郎とつけ、喜んで大きくする。ある日「ばあさんばあさん、団子をくれ」という。三つほど作ってやると、それを腰につけ「今から鬼が島へ鬼退治に行く。」という。行くと犬がきて「桃太郎さんどこへおいでますか」ときく。「鬼が島へ鬼退治に」というと「お腰のものは何ですか」ときく。「日本一のきび団子」という。「一つ下さいお供します」というのでやる。すると今度は猿がきて「一つ下さいお供します」というので一つやる。どんどん行くときじがくる。「桃太郎さんどこへ行きますか」「鬼が島へ鬼退治に」「お腰のものは何ですか」「日本一のきび団子」「一つ下さいお供します。」一つやる。三匹の供をつれていくと、大きな所である。大きな門に赤鬼、白鬼がたくさんいる。猿は壁に登り、犬は桃太郎さんの番をし、きじは上からつつく。中へ入ると鬼がたくさんいる。鬼はおそれ「宝物を全部あげますからこらえて下さい」という。宝物をたくさんもらい、車につんで帰り、おじいさん、おばあさんに宝物をわたす。おじいさん、おばあさんは喜ぶ。