| データ番号 | Q05650-A04 |
|---|---|
| 題名 | お経の功徳 |
| 題名(ヨミ) | オキョウノクドク |
| 時間 | 1分50秒 |
| 話者 | |
| 収録年月日 | |
| 収録地 | 京都府熊野郡久美浜町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB36 |
| 日本昔話タイプ | *伝説 |
| 話形分類 | |
| 概要 | 「お経ちうもんはなあ・・・・・きばって拝むだで。」 お経というものは大変に有難いもので特に心経は大事にせよ、ぐび(ママ)んさんが子供を連れて空を飛んでいく。子供は鍬を持ったまゝ母親の背にいるような気分であったのか、山にさしかかると、「おかあ、ここは山の岨かあ」と言うと、心経にソワカ(娑婆訶)という語がある。その音でぐびんさんの霊力が失なわれ、急いでそこに子供を下ろしたという。だから、破れ心経でもよい拝め。ぐびん=ぐびん(狗賓)=天狗 |