日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05649-A15
題名 死別の歌 - 歌いそこない -
題名(ヨミ) シベツノウタ - ウタイソコナイ -
時間 1分36秒
話者 :[1897年生]
収録年月日
収録地 福井県遠敷郡名田庄村
収録者 稲田浩二
OWC AB28
日本昔話タイプ 【IT1070;歌まね失敗-死別の歌】
話形分類 TA. 死別の歌
概要 「婿さんが死なはったのや・・・・・そんなけっかになるんや」
婿が死んだとき「長かろうと思う命は短くていらぬ我が身の髪の長さよ」といって嫁はうたい、婿あっての嫁だ、といって毛を切って川へ流す。となりの人が、あの人は知恵のある賢い人だ、とほめる。そのおかみさんは、ねござを買ってきたが、短かったので足が出る。夫が短すぎるとぼやくので嫁は「短かろと思う寿命が長くていらん親父の足の長さよ」とうたう。アホが人のまねをしようとするとそういう結果になる。