日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05620-A11
題名 舌切り雀
題名(ヨミ) シタキリスズメ
時間 1分31秒
話者 :1901年生
収録年月日 1971-01-09
収録地 福井県小浜市
収録者 稲田浩二
OWC AB28
日本昔話タイプ 【IT85;舌切り雀】
話形分類 TA. 舌切り雀;ME. 舌切雀
概要 「(収録者)道を尋ねて行っとってね・・・・・そんで欲な事してならん悪な事してならんでいうて、ま、こんなこってすわ」
爺が雀を尋ねて行く途中、竹伐りに出会う。雀の宿を尋ねると、この竹をかめば教えてやると言う。又行くとこやしを持っている。親爺に会う。再び道を尋ねると、「この肥を一杯飲めば教える」と言われる。こやしを飲んで教えてもらう。やっとお宿に着いた爺は大変歓待してもらい、おみやげに大きな箱と小さな箱を出される。爺は遠慮して、小さな箱をもらってゆくが、途中で決して開けるなと言われて家に戻る。家で箱を開けると宝物が沢山入っている。そこで婆は欲を出し雀の宿へ訪ねてゆく、おみやげの箱は大きいのを選んで帰るが、途中では開けるなと言われるのを破り、道で開けると、蛇やらむかでやらにさされて死ぬ。