日本昔話資料:稲田浩二コレクション
データ番号 Q05603-A01
題名 河童の秘薬
題名(ヨミ) カッパノヒヤク
時間 2分35秒
収録年月日 1976-08
収録地 長崎県
収録者 稲田浩二
OWC AB10
AB52
日本昔話タイプ 変形【IT379;河童の薬】
概要 「数がいくらおるやらわからんとですね・・・・・老寄になる人が話してくれました。」
夢の中で、河童がいくつも出る。手におえなくなってくると、与三(よぞう)という豪傑が出て来て、河童の手を折ってくれる。すると、手をくれと河童は頼む。よい薬を教えるから、手をくれと言う。その薬とは、ツガン(沢蟹の類)を砕き、味噌麦飯と三つを合わせ練る。ふと目がさめると皆夢である。しばらくして、村の者が骨を折る。夢でみた薬の調合を試してみると、よく効く。