| データ番号 | Q05567-A04 |
|---|---|
| 題名 | 天道さん金の鎖 |
| 題名(ヨミ) | テントウサンカネノクサリ |
| 時間 | 3分9秒 |
| 話者 | |
| 収録年月日 | 1976-08-03 |
| 収録地 | 長崎県上県郡峰町 |
| 収録者 | 稲田浩二 |
| OWC | AB10 |
| 日本昔話タイプ | 【IT348;天道さん金の綱】 |
| 話形分類 | TA. 天道さん金の鎖;ME. 天道さん金の綱 |
| 概要 | 「ある所にお母さんと子供が三人、げなげな・・・・・それでそばの根が真赤に染ったいう話よね。それでおわり。」 ある所に母と子三人と暮している。ある日、母が山仕事に行ったまま、帰って来ない。夜遅くになって帰ってくる。そして末の子を自分が抱いて寝ると連れてゆく、バリバリ音がする。姉が何を食べていると聞くと漬け物を食べていると言う。おかしいのでよく見ると、子を食べている。二人でそば畑へ逃げていく。傍の木に登り、助けてくれと必死で拝む。注※ 母親が来て、どうして登ったと聞く。油をつけてと姉が答える。すべって登れない。どうして登ったときくと妹がなたで切り込みを入れてと答える。なたを取りに行っている間に天から下りてきた金の鎖で天に登る。追いかけてきた母親には、綱が下りてくる。天に登っている間に綱が切れ、そば畑に落ちて血が飛び散り死んでしまう。狐であった。それでそばの根が赤い。 注※(ここで途中で妹も食われるという言葉が入るがその後に妹の答える条あり) |